バイト初心者でもプロのバリスタっぽく見えるコーヒーの淹れ方とは?

      2018/12/07

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プロのバリスタっぽく見える利点とは?

今回は、『サイフォン』を使ってアルバイトの初心者の方でも、プロのバリスタがコーヒーを淹れているように見せる立ち振る舞いや器具の取り扱い方について解説しようと思います。

以前、『サイフォン』を使ったコーヒーの抽出方法について記事を書きましたので、簡単に確認しておいて頂けると幸いです。

参考記事
サイフォン抽出時における浸漬時間と豆を撹拌するタイミングは?

 

まずはプロのバリスタっぽく見える『利点』について考えていきたいと思います。

どうして「バリスタっぽく」見えると良いのでしょう?

アナタがこちらの記事を訪問した理由がその答えかもしれません。

「どうせコーヒーを淹れるならカッコよくやりたい!」

「チヤホヤされたい!」

「自分に酔いたい!」

様々な理由があると思います。

 

私が考える『利点』は、『お客様に安心してらえる』、『お客様に楽しんでもらえる』からです。

私が運営するお店では、コーヒーを抽出する様子がお客様に見えるようにサイフォン器具を設置しています。

すると、コーヒーを注文をしていないお客様も、コーヒーを抽出している様子を眺めていらっしゃることがしばしばあります。

サイフォン器具や光サイフォンテーブルが理科の実験器具の様に見えて、目が留まるのだと思います。

 

「面白いねー!不思議だねー!」

とお声を掛けて下さるお客様も多く、お子様なんかは面白がって釘付けですね!笑

 

そこで、器具はド派手でもスタッフの立ち振る舞いがオドオドしていたり、手際が悪かったりすると、やっぱりお客様は

 

「大丈夫かな?ちゃんとしたコーヒー淹れてくれるの?」

と心配になってしまうんです。

 

せっかく器具が素晴らしいのに、これはもったいない!

 

そんなわけで、私のお店には『なんちゃってバリスタ』が何人も存在するのですが(笑)、立ち振る舞いや器具の細かい扱い方についてこれから解説していきますね!

 

 

バイト初心者でもプロのバリスタのように見える?【基本動作と器具の扱い方】

まずは器具類の基本配置から確認していきましょう。

正面にサイフォンテーブルとその上に『フラスコ』と『ロート』が乗っています。

『フラスコ』内には沸騰したお湯が入っていて、プクプクと泡が出ており、『ロート』が半入れの状態で挿入されています。

向かって右には熱湯が入った『ポット』と『ロート立て』、左には『コーヒーグラインダー』と挽いたコーヒー豆を専用の容器に計量して置いておきます。

私のお店では右側を『ウェットゾーン』、左側を『ドライゾーン』と呼んでいます。笑

その名前の通り、右側はお湯などを扱う濡れてもいいゾーンで、左側は濡れてはいけない器具などが置いてあるゾーンなのです。

器具類の基本配置はこのようになっております。

 

 

それでは具体的な器具の取り扱い方を解説していきます。

しっかりと付いて来て下さいね!

 

まず、『ロート』にコーヒー豆を入れましょう。

左手で『フラスコ』の『アーム』を持ち、右手で『ロート』を『フラスコ』から引き抜きます。

 

※『ロート』を持つ時は、『フラスコ』から熱が伝わってきている場合があるので、火傷をしないように基本的に上部を持ちます。

 

『ロート』を左手に持ち替えて、右手でコーヒー豆を『ロート』の中に入れます。

コーヒー豆の容器を『ドライゾーン』に戻したら、右手で『ロート』をトントンと軽く叩き、コーヒー豆を平らにします。

『ロート』を右手に持ち直して(上部を持つ!)、左手で『フラスコ』のアームを持ち、『ロート』の挿入口を『フラスコ』内に完全に入れます。

フラスコの底を加熱すると『フラスコ』内のお湯がゆっくりと『ロート』の挿入口を上っていきます。

 

 

お湯が上るのをぼーっと眺めていてはいけませんよ!笑

この間にコーヒーを注ぐためのカップを用意しておきます。

ソーサーにティスプーンを乗せ、コーヒーを抽出する『ゾーン』とは別の場所に用意しておきましょう。

カップは一度湯通しして、温めておきます。

冷えたカップにコーヒーを注いでしまうと、せっかく手間ひまかけて作ったコーヒーの温度が下がってしまい台無しです。

ポットの熱湯や、スチーマーに付属している熱湯用のノズルを使用してカップを温めておきましょう。

 

 

そうこうしている内に『フラスコ』内のお湯が『ロート』内に上り切ってしまします。

お湯の上昇が止まったら、1回目の攪拌です。

左手で『ロート』の上部を持ち、右手で竹べらを扱います。

竹べらを『ロート』の内壁に当て、中心に向かって反時計回りに一かき、二かき、三かき、四かきし、さらに反時計回りに四週回します。

 

難しいですか?

 

さらに浸漬時間が終わったら、2回目の攪拌です!

1回目と同じやり方で『ロート』内のコーヒー豆を攪拌しましょう。

この時点では『フラスコ』への加熱を止めているので、『フラスコ』内の温度と気圧が下がり、抽出された『ロート』内のコーヒーが『フィルター』を通って『フラスコ』内に戻ってきます。

ですので、コーヒーが戻り始める前に手際よく攪拌を終了させて下さいね

 

コーヒーが『フラスコ』内に全て戻ると、『フラスコ』内に「ボコボコっ!」と泡が発生します。

これが抽出完了の合図です。

抽出が完了したら、左手でアームを持ち、右手で『ロート』の上部を持ちます。

この時の『ロート』の引き抜き方ですが、『ロート』の上部を前後させ「ポキポキ!」と折るような感じで動かすと簡単に抜くことが出来ます。

『ロート』が『フラスコ』から抜けたら、『フラスコ』の穴で、『ボールチェーン』に付着しているコーヒーを切って『ロート』を『ロート立て』に戻します。

 

最後にコーヒーをカップに注ぎましょう。
『ロート』を『ロート立て』に戻した時点で、左手は『アーム』を持っていますよね。

これを左手から右手に持ち替え、カップにコーヒーを注ぎます。

コーヒーを注ぎ終わったら、右手に持っていたアームを左手に持ち替え、サイフォンテーブルに戻します。

カップをソーサーに乗せて、お客様に提供しましょう。

 

 

バイト初心者がプロのバリスタっぽく見える型を習得するまで

器具の配置、基本動作、器具類の扱い方について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

「細かすぎて覚えきれません!」

と思うかもしれません。

 

そうですね。1回で覚えるのはさすがに難しいかもしれません。

私のお店のスタッフも『なんちゃってバリスタ』になるまでには最低100杯はコーヒーを抽出していると思います。

100杯ってご家庭で考えると消化し切きれない杯数だと思いますが、私のお店に関して言えば1日分にも満たない杯数です。

とにかく先ほど記載したポイントを意識しながら反復練習を繰り返すことで、身体が自然と動くようになり、自信が付いていつの間にか『なんちゃってバリスタ』が誕生しているわけです。

私のお店で、つい3ヶ月くらい前に新規で学生アルバイトさんを採用したのですが、まだ18歳の彼女はもうサイフォンテーブルの前に立って、毎日バンバンコーヒーを提供しています。(汗)

アナタも彼女に負けないように、頑張って『なんちゃってバリスタ』を目指して下さいね!

 

 

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