養生テープ 窓ガラスを補強する貼り方とは?(台風対策)
台風19号が日本に接近しているということで、あちこちで対策を取るように呼びかけがされていますね!
先月の台風15号が関東地方を通過した際には、千葉県に甚大な被害が出ました。
今回は自宅の窓ガラスを簡単に補強するやり方について調べてみたので、書いていきたいと思います。
養生テープとは?ガムテープとの違い
「養生テープ(ようじょうてーぷ)」とは一体何のことでしょう?
引っ越しをしたことがある方は、引っ越し屋さんがよく使っているので見たことがあるかもしれません。
一般的な養生テープは薄緑色のガムテープのくらいの幅のテープです。
大きな特徴としては、粘着力が弱いため剥がしやすく、ちぎりやすいことですね!
内装業者の方々も工事の際にフローリングや壁紙等を汚さないように貼り付けることが多いです。
何を隠そう、私は引っ越し屋さん・内装業者さんでアルバイトをしていた経験があります!
はっきり言って、このテープは作業する上での必需品ですね!で、何でこの養生テープが窓ガラス補強に最適なのかと言うと、しっかり貼れるけれども剥がしやすく、跡が残らないという性質を持っているからなんです。
台風が来るたびに窓ガラスにガムテープを貼っていたのでは、ガラスも枠も見るに堪えないベタベタで汚い状態になってしまいます。
しかし、養生テープならベタベタ貼っても跡が残ることなく綺麗に簡単に剥がすことが出来るのです!
これは是非オススメなので、使ってみて下さいね!
窓ガラスを補強する貼り方とは?
さて、養生テープを貼って窓ガラスを補強するには、どのような貼り方が効果的なのでしょう?
まず、窓ガラスに十字に養生テープを貼ります。
次に×字に養生テープを貼り、「米」の字になるようにするといいでしょう!
こんな感じ↓
注意して欲しいのは、窓ガラスを補強するといっても、割れにくくするためのものではなく、割れてしまった時に飛散しないようにするために養生テープを貼ります。
従って、物が飛んできて当たったりすると、やはりガラスですので割れます。
また、飛散を100%防ぐものではないので、飛散したガラスが飛んでこないよう、強風が吹いている間はきちんとカーテンを閉めておきましょう。
しかし、ツイッター等を確認すると、100円均一ショップやコンビニでは養生テープの売切れが続出しているとのこと!これから手に入れるのはもしかすると難しいかもしれませんね。
養生テープが手に入らない場合はガムテープで代用した方がいいでしょう。
その際は紙製ではなく布製を使用するようにして下さいね!
紙製のガムテープは破れてしまい綺麗に剥がせない可能性が高いです。
布製のガムテープは粘着力が高いですが、破れにくいので剥がすことができれば窓等に残る可能性が低いです。
あとは、少し値段が張りますが窓ガラス専用の透明フィルムを貼っても、ガラスが割れた際に飛散を防ぐこともできますので、検討してみて下さい。
窓ガラスに入っている網は防風対策ではない!
私は東京都に住んでいるのですが、先月の台風15号が通過した際には本当に風が強く一晩中窓ガラスがガタガタと割れそうなくらい音を立てていて、ほとんど眠ることが出来ませんでした。
翌朝になって、自宅の窓ガラスのすべてに網が入っていたことを初めて知り、「あっ網が入っていたんだ!」と一安心したのですが、実はこの網、防風対策で入っているものではないんです。
この網は火災が起きた際に、窓ガラスに熱が加わり割れて飛散するのを防ぐためのものだったのです。
つまり、「割れるには割れるけど飛び散るのを防ぐためのもの」ということですね。
強度を高めるためのものではないということを覚えておきたいですね!ですので、網が入っているから安心ということではなく、物が飛んできてぶつかって割れることは十分にあり得るので、
更なる飛散防止のためにもテープや透明フィルムで補強しておいた方がよさそうですね!
以上、養生テープを使った窓ガラス補強の貼り方を紹介しました。
前回の台風15号の爪痕が残ったまま、さらに大型で強力が台風19号が接近しており、本当にどうなってしまうのか不安ですね。
JR東日本は既に計画運休を発表していますし、今回もかなりの被害が出ることが予想されます。
事前にしっかり対策をとって、最小限の被害に食い止めたいですね。
ちなみに私は12日、13日と会社へ出勤する予定。(涙)
皆様も十分に気を付けて行動しましょう!