マダニに噛まれるとどうなる?噛まれた跡の画像や症状・予防法他
2019年10月9日、滋賀県の近江八幡市の50代会社員男性がマダニに噛まれたことによる「日本紅斑熱(にほんこうはんねつ)」に感染し、同居する80代の母親も感染したことが話題になっていますね。
どこにでも生息しているダニですが、噛まれてしまうとどうなってしまうのでしょうか?
今回はマダニに噛まれた時の症状や対処法は無いのか調べてみました。
マダニに噛まれるとどうなる?症状は?
今回、「日本紅斑熱」を発症したのはマダニが原因とのことですが、「日本紅斑熱」は「リケッチア」という病原体を持つマダニに噛まれないと発症しないとのことです。
噛まれると2~8日後に頭痛、発熱等、手足の発疹が起きます。
小さな虫が原因でここまでの症状が出てしまうとは本当に恐ろしいですね!
血を吸われるだけならまだ我慢できそうなものですが、病原体までもらってしまってはたまったものではありません!
本当に注意しなければなりませんね!
マダニに噛まれた跡の画像
こちらがマダニに噛まれた跡の画像です。
肌を噛まれても痛みを伴わないケースもあるので、吸血しているマダニが大きくなってから気づくこともあるかもしれません。
もしかすると吸血後に初めて気が付くかもしれませんね。
そういえば、昔実家で犬を飼っていたのですが、ヒゲが生えているところに何か小さなものがくっついていたので、「ゴミかな?」と思って、引っ張って取り除いたことがあります。
よーく見たらダニでした。その時はギョッとしてすぐに処分してしまったのですが、うちのワンちゃんには少し可哀そうなことをしました。
幸い感染症等の症状が出ることはなかったので良かったんですが、ダニを見つけた時は注意しましょう!
マダニに噛まれた際の対処法と予防法
「日本紅斑熱」の発生は2019年10月9日現在、全国で187件。
静岡県や高知県等の太平洋側で温暖な地域での発生が多いようです。
予防法としては、マダニは草むらや山等に生息するため、露出の少ない服装を避け、虫除けスプレーを使用する等して接触を避けるようにすること。
もし、マダニに噛まれてしまったら、吸血中のマダニを無理に取り除くのはNG!
マダニの口器が皮膚の中に残り化膿してしまうかもしれません。速やかに皮膚科等の医療機関でマダニを取り除いてもらい、消毒をしてもらいましょう。
これといって症状が無くても念のために病院へ行った方がいいです。というのもマダニを媒介としてウイルス感染を起こす可能性もあるからです。
今回のように2~8日後に発症するケースもあります。用心するに越したことは無いでしょう。
以上、マダニに噛まれた際の症状や対処法について書いてみました。
マダニ一匹でも今回の様に、命が危険が伴うケースもあるので、みくびらないことですね。